「ルッカを知る」研究会第二回 開催しました。

ご好評いただいております日伊櫻の会主催「ルッカを知る」研究会の第2回が、去る11月18日に満員御礼のもと、セキヤビル・エソラホールにて開催されました。

料理研究家・フードジャーナリストの貝谷郁子先生をお迎えし、ルッカのローカルのオリーブオイルの作り方や、食の楽しみ方などについて、先生自身が撮影された美しい写真の数々を使いながらお話いただきました。

講演される貝谷先生

ルッカのお料理は、北のようにバターを使わないお料理。食の基本は、オリーブオイルです。
海に近いルッカには、質の高いオリーブを育むほどよい海風があり、トスカーナの中でも評価の高いオリーブオイルをルッカは生み出しているそうです。

講演の後は、国立の老舗酒店であられるせきや様がお勧めする、トスカーナ州のワインのテイスティング。乾杯は、サンジェルヴァジオのスプマンテ・ローザで。桜色のスパークリングでお祝いしました。

せきや酒店・矢澤社長がトスカーナワインを解説

国立市内のイタリアンレストラン・文流からは、ルッカの伝統食材である古代麦を使用したファロのサラダ、そして同じく郷土料理の栗のお菓子(カスタニャッチョ)が振舞われました。砂糖を使えない庶民が作り出した、栗の甘みを活かした栗粉のお菓子です。

古代麦・ファロのサラダ

第二回のルッカを知る研究会は、ルッカの食の伝統を、知識と味覚で味わっていただくイベントとなりました。